ローフードマイスター
資格取得は仕事のスキルアップを目的として行うことが多いですが、あえて即実用となるもの以外の資格を取得することも、人生を豊かにすることができておすすめです。
健康や美容の観点から毎日の食事に高い関心を持っている人も多いことと思いますので「ローフードマイスター」という資格を取得すると、食べものについての知識を深められるでしょう。
「ローフードマイスター」というのは「Raw(ロー:生)」の食べ物について専門的に勉強する資格となっており、サラダなどで生で食べることができる食材について詳しく学んでいきます。
野菜や果物を生で食べるということは、体内にある代謝酵素を活発に動かすことができますので、生で食べられるものはできるだけ新鮮なうちに食べるということがすすめられます。
「ローフードマイスター検定」は日本リビングビューティー協会が主催している民間資格で、ローフードの種類や栄養素、日常生活での食べ方といったことを学んでいきます。
美術検定
美術館や博物館めぐりを趣味にしている人におすすめしたいのが「美術検定」です。
アート系の芸術に興味のある人はかなりたくさんいると思いますが、基礎的な知識がないと名画を見てもどこがどう素晴らしいのかを理解することができません。
もちろん知識なく「素晴らしい」と思わせることができるのが真の芸術作品なのでしょうが、古典絵画などは歴史的背景や宗教文化など背後にある知識を理解しているかどうかで全く見え方が変わってきます。
また、テレビなどのメディアでよく見かける古い絵画作品の中には、既に現物が存在していないなど隠されたエピソードを持つものもあります。
「美術検定」ではそうした有名絵画の知識を知るだけでなく、優れた作品に用いられている色彩や構図のテクニックなどを学んでいくことができるのです。
主催しているのは「美術検定」実行委員会で、1級~4級までの段階で受験をしていきます。
薬膳・漢方検定
「薬膳・漢方検定」も、健康に興味のある人に大変おすすめできる資格です。
特に最近は健康に対する意識が高くなってきたためか受験者数が増加する傾向にあり、毎日の食事だけでなく積極的に業務に生かしたいという人も目立っています。
試験対策のためには公式テキストが発行されており、そちらを読むことで漢方や薬膳について基本的な知識を得ることが可能です。
主催しているのは一般社団法人日本漢方養生学協会で、同様の資格試験の中でも最も信頼性が高い試験であると言えます。
「薬膳・漢方検定」はビギナー向け試験として位置づけられており、より高度な知識を得たいと考える人には上位資格である「漢方養生指導士」というものもあります。