バンクーバーのイメージ

【40~50代】いつかは住んでみたい!バンクーバーでの生活費がどのくらいかかるか調べてみた

カナダ・バンクーバーの魅力、生活費の相場

バンクーバーは、2010年に冬季オリンピックが開催されたことが記憶に新しいカナダの主要都市です。
日本においては語学留学先としても多くの学生が訪れており、カナダではバンクーバーかトロントかというほど有名な場所です。

位置はアメリカとの国境を南側に持つ西海岸にあります。
ブリティッシュコロンビア州に属しており、道路一本でシアトルにまで向かうことができます。

湾岸に位置しているということから港湾都市として発展をしており、カナダでも人口密度が高く、多くの人種が生活しているというところが特徴です。
多様性のある人口構成をしているということもあって、非常に先鋭的なアート作品が多く、美術・演劇・音楽とあらゆるジャンルで有名アーティストが活動しています。

都会的な雰囲気がある一方で豊かな自然に囲まれており、都市を取り囲むようにそびえる高い山々の景色があります。
海外旅行先として人気があるだけでなく移住を希望する人が大変多く、世界一住みやすい都市という評価を得ることもあるのです。

人気の理由は生活の利便性と治安の良さです。
カナダはアメリカと異なり銃が規制されており、またバンクーバーでは多くの人種が暮らすことから、街の雰囲気が寛容で凶悪犯罪が起こりにくいという特徴があります。

ただし、一方でネックとなるのが住宅費の高さです。
世界主要都市の住宅価格を比較したランキングではシドニーに次ぐワースト2位という結果も出ていました。
収入に対して住居費が占める割合が非常に高いとされています。

そのため、若い学生などは一人暮らし用のワンルームマンションではなく大人数で住むシェアハウスに入ったり、または入居をするときに同居人を募集するルームシェアをしていたりします。

クセのない英語が使えるのが便利

最初にバンクーバーは留学先として人気が高いと紹介しましたが、これは都市部で話されている英語がアメリカ英語であり、比較的発音がしやすいということが関係しています。

同じ英語圏であっても、地域によってかなりクセのある英語であったりするものです。
その点、バンクーバーでは多くの民族が集まるという特性から比較的しっかりとした、地元風のアレンジの少ない英語が使われるようになっています。

一方でカナダは歴史的にイギリスから強い影響を受けてきた国であり、イギリス式英語を話す人ともよく遭遇します。
移住をするとなると英会話のスキルが必須となりますが、習得難易度はそれほど高くないと言えるでしょう。

なおバンクーバーは冬季オリンピックが開催された都市ということもあり、非常に降雨量が多い場所となっています。
年間を通してかなりの日数で雨が降るので、気候の変化には気をつけたいところです。