ポートランドのイメージ

【40~50代】いつかは住んでみたい!ポートランドでの生活費がどのくらいかかるか調べてみた

ポートランドの魅力、生活費の相場

ポートランド(Portland)は、アメリカ合衆国の北西部海岸沿いに位置するオレゴン州の都市です。
オレゴン州は西海岸の森林風景が有名な場所であり、カリフォルニア州のすぐ北側に位置しているということもあり観光客も多く訪れます。

中でもポートランドは前衛的な文化の発信地として非常に有名であり、ネイティブアメリカンのアートを展示しているポートランド美術館など特殊な施設があるのです。

オレゴン州はカリフォルニア州やニューヨーク州など有名な都市部と比べるとどうしても田舎なイメージがありますので、派手な摩天楼がずらりと並ぶようなところではありません。
しかしそれだからこそ今全米で「最も住みやすい都市」と高い支持を受けており、ここ近年ではたくさんの人がアメリカの各地から移住をしてきているのでしょう。

「全米一住みやすい都市」と言われる理由の一つに、自転車通勤のしやすさがあります。
街全体がコンパクトにまとまっており、公共交通機関も発達していることから、通勤に自転車を使う人が多く見られています。
自転車通勤をしている人の数は全米平均の6~10倍と言われており、豊かなオレゴン州の自然の中を自転車で走るという快適さが若い世代に特に人気です。

それとアメリカに住むときに気になる治安面ですが、ポートランドは全米で3番めに治安がよい都市とされています。
特に凶悪犯罪率の低さは群を抜いており、軽犯罪や窃盗についてはまだまだであるものの、基本的には安心して暮らすことができる都市とされているのです。

家賃相場についてですが都市部のワンルームの家賃は約11万円と、これは全米各地の家賃と比較してかなり割安です。
生活にかかるコスパも非常によいとされているので、長く住むにつれ良さがわかっていく都市といえるでしょう。

飲食店の質が高く公共施設が充実

ポートランドに旅行に行った人の多くが感想として告げるのが「カフェがおしゃれで数が多い」ということです。
アメリカ都市部地域はおしなべてカフェが重要な文化となっているものですが、ポートランドにおいてもテラス式でおしゃれなお店が多くあり、町中でのんびりとお茶を楽しむ人達の姿が見られます。

ポートランドを全米ナンバーワンのコーヒーの聖地と言う人もおり、カフェ・ショップを探すだけで十分な休日の趣味になるのです。
どのお店もバリスタの手によって丁寧に入れられたコーヒーを提供しており、日本でも人気の大手コーヒーチェーンとは全く違った深い味わいがあります。
カフェ以外にも飲食店が数多くあり、レストランの数だけで比較をするとニューヨークよりも多いという話まであるほどです。

自炊をする場合もスーパーでの食材が非常に安く、また税金が安いことから新鮮で美味しい食材をお手軽に手に入れることができます。