日本はセックスレスの夫婦が多い国
アンファー株式会社が既婚男女の30~59歳1,000人にアンケートを実施したところ、約80%の夫婦が「円満夫婦」だと答えています。
参照:既婚男女 1,000 人に聞いた 「夫婦愛と頭髪に関する調査 2016」
円満夫婦が8割という結果に対し、「セックスレス夫婦なのか?」との質問に対しては、年代別全体で59.1%の夫婦がセックスレスだと答えています。
日本は夫婦の2組に1組以上がセックスレスな国。そのような状況になってしまう理由やセックスレス解消法について紹介していきます。
セックスレスになる理由
セックスレスになってしまう最も多い理由について3つあげていきます。心当たりのある人は要注意です。
忙しい
パートナー、もしくは自分自身が忙しくてチャンスがないというのが最も多くあげられます。
特に30代の男女は働き盛り。仕事に楽しさややりがいを見いだせますし、そのぶんキャリアアップも考える時期です。
接待や夜の付き合いが多い場合だと、夜は営みよりも眠りたいという人もいるでしょう。
特に女性からセックスを誘るのはとても勇気がいること。そのアプローチに対し「仕事が忙しい」と断られると、次から誘いづらくなってしまいます。
役割の変化
女性は結婚すると妻に、そして子供ができると母になります。男性も夫から父親へと変わります。このように生活環境によって役割が変化します。
付き合っているときは一人の女性として見ていたのが、結婚して妻となることで安心する男性もいるようです。特にセックスレスになった理由が、子どもが生まれると母としても家族を支える存在となるので、性的な欲求を感じなくなったという声が最も多く聞かれます。
性欲減退
シンプルに考えられるのが、お互い、もしくは一方の性欲がなくなったこと。
男性機能のピークは若き19歳ということもあり、30歳近くになると男性の精力は一気に減退すると言われています。
そのため、30代の新婚カップルといえども、セックスの回数が少ないという可能性もあるのです。
セックスレスの脱却法
セックスレスからの脱却法は段階によって変わってきます。初期段階から順に紹介していきます。
2人の時間を作る
まずは、2人きりの時間を過ごすことが大切です。
ご飯を一緒に食べたり、ラブロマンスの映画を観るなど、2人きりの時間をつくりましょう。
子どもがいる夫婦に関しては、夫婦だけの時間が少なくなるもの。お互いに無理のない程度で、話す時間を設けてみてください。
マッサージやスキンシップを取る
疲れている相手に優しく接するのも大きなポイントです。
仕事にストレスを感じているなら、家は落ち着ける場所として安心して休められるよう、優しく接しましょう。腕枕やマッサージをするのも一つの手です。
アンファー株式会社の調べによると、夫・妻にされると嬉しいスキンシップランキングの1位は両者ともに「手をつなぐ、触る」でした。
今更キスをするのは恥ずかしい…といった夫婦でも、手をつないだり肌に触れたりすることは実践しやすいと思うので、ボディタッチの回数を増やしてみましょう。
専門家やクリニックへ相談する
精力が減退気味なのであれば、専門家への相談も大切です。
ストレスや何かしらの悩みを抱えている場合は、カウンセリングに行くのも一つの手です。
また、男性特有の病気、EDも考えられるので、その場合は医師に診てもらい、バイアグラやレビトラといった薬を処方してもらうED治療を始めましょう。