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【20~30代】DINKSで夫婦いつまでも仲良く暮らす方法

DINKSとは

「DINKS」という言葉が社会的に大流行したのは、80~90年台にかけての時期でした。
この頃には女性の社会進出が急激に進むことにより、それまでは結婚したら専業主婦になることが当然のように言われてきた女性が、自分自身でも高い年収を期待できるようになりました。

それは同時に女性は結婚して家庭に入ったら夫の収入で子育てをするという従来の女性像を覆し、新しい女性のライフスタイルということで、「DINKS」が連日のように特集されるようになったのです。
さらに時代が代わり、現在ではDINKSは女性のライフスタオルの一つとして、また違った意味で捉えられるようになりました。

DINKSとは「Double Income No Kids」の略称で、簡単に言えば夫婦両方に収入があり子供を持たないという生活のことです。
子供を持って育てるということは結婚をする大きな目的の一つですが、あえて子供を持たないという選択をすることにより、夫婦ふたりの生活を豊かにしようというのがDINKの基本的な考え方となります。

実際に子供のいる夫婦といない夫婦とでは、毎月に使えるお小遣いの額が大きく異なるという調査結果もあります。
年々高額化する子育て費用を捻出しない代わりに自分たちの老後に供えるという姿勢で生活をしていくことになるでしょう。

上手くいくためのポイント

男性で結婚に魅力を感じないという人の意見として「自分で使うことのできるお金と時間が極端に減ってしまう」ということが聞かれます。
確かに子供を持つことは、それまで自分のために使ってきた人生のリソースの大半を子供に向けることになるものです。

一方で結婚して子供を持たないという選択は、子供という夫婦二人が協力して育てていく存在がないまま夫婦生活をしていくということになります。

一概に子供のいる・いないが人生の幸不幸を決めるわけではありません。
ただ、「子はかすがい」ということわざがあるように、子供がいないことにより夫婦で共有できる存在がない状態が続くということは、かなり大きな違いになります。

子供がいないことで夫婦生活がうまく行かなくなった時に離婚の手続きもかなり簡略化します。
だからこそDINKSを選ぶときには、夫婦お互いの生活を大切にしていくという意識を持つことが大切になってくるのです。

DINKS夫婦として長くよい関係をつないでいくコツとして「お互いの生活を尊重する」ということが挙げられます。
夫婦しかいないのだからお互いべったりした方がよいと思うかもしれませんが、それは全く逆です。
子供がいないからこそ、二人がそれぞれの考え方らライフスタイルを尊重し、一人の人間として接するという態度が重要になってきます。